ガリバー鈴木

アンサンブルを組み上げる土台として必要なベースの音がしてくれる

演奏の場に常設されている事が多いため「Ampegの音」はある程度知ったつもりになっていました。ところがレコーディングでとても良い状態のB-15Nをお借りした時に、それまで四苦八苦して出そうとしていた(でも出せなかった)ベースの音が何の苦もなく当たり前に出ることに喜びつつも「結局これ(B-15N)こそが私がベースだと思っている音なので、そもそもこのアンプじゃないとベースという楽器にならないのだな」と痛感しました。それ以来よい状態で入手可能なB-15Nを探しつつも、現行のAmpegの中に同じようなニュアンスを探し続けています。

よく使うのはRB-115とPF-50Tです。RB-115は基本的にいつも持ち歩いています。「大きめのキャビで、あまりタイトすぎない出音の方がアンサンブルを作りやすい」「コンボアンプの方が好き」という私の好み2点に合うのが使い始めた理由です。コントロールつまみも3バンド+Volで反応もシビアすぎないため、音色にあまり神経質になりすぎずに音楽に集中する助けになります。音量も大抵の場合は十分です。キャビネットの反応もスピード感も違和感なく、会場によってはキャビの横に立つ場合の膨らみもとても心地よく演奏できます。PF-50Tはレコーディングや宅録作業の時に主にDIとして使う事が多いです。特に宅録作業の時はキャビ無しでも使える真空管アンプとして、ベースに限らずギターも鍵盤も色々とPF-50Tを通します。うっすらと加わる特有のコンプレッション感がとても好きで、音楽をしている気分になれる音がするDIです。プリアンプ後と出力トランス後の2種類の信号が使えるのも本当に便利。

Gainはどんどん上げ、EQはどんどん下げています。私はAmpegのそもそものMidの抑え方が好みなのと、Gainはとても良い音がするという部分が好きなので、EQはまずはセンターのまま、Gain(がついているものは)を結構上げていきます。そこから部屋が鳴ってしまう不必要な部分や高音を下げつつ、下がった音量を上げて整えています。Gainツマミを上げた時のコンプ感のちょうどよさと圧、そして初期設定でもミドルのカーブがちょうど良いことです。そして何より、アンサンブルを組み上げる土台として必要なベースの音がしてくれる事です。



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使用機材

 

RB-115

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PF-50T

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SVT-210AV

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B-100R